あれこれいろいろ

空間と楽器のはなし

楽器は、想定する空間で変わってくると思うんです。

教会が音楽の中心だった時代は教会で響く楽器が発達し、宮廷が音楽の中心だったときは宮廷で響く楽器に進化し、大観衆コンサートホールが音楽の中心になればホールで鳴り響く楽器が中心になりました。こうした流れをおおまかにまとめれば、楽器の大型化、大音量化の流れて言っていいでしょう。

ここで私の予言をひとつ…

今後はどんな空間が音楽の中心になるかということですが、私は、家の中だと思うんです。家族や友人と過ごす小さな空間、そこが音楽の中心としてクローズアップされてくるんじゃないかと感じています。

根拠はとくにありません。なんとなくです。

そして、家庭内で最も適切に響く楽器として、ウクレレや古楽器の響きがどんどん見直されてくるんじゃないかと、私はなんとなく思っているのです。

^^) _旦~~

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