昨日、庭でコーヒーを焙煎しました。
小さな火をもやして、焙煎用の金網ざるに生コーヒー豆を入れて、あぶります。パチパチと最初の爆ぜが終わったあたりの浅炒りが私の好みです。
コーヒーがヨーロッパに入り始めたのが16世紀後半から17世紀初めころで、リュートやルネサンスギターがヨーロッパで広がるのが、もうちょっと早いですが、まあ大体似たようなころです。どちらも、当時のイスラム文化圏の影響を受けながらヨーロッパに根付いていきます。
というわけで、コーヒーと古楽器はなんとなく似合うような気がします。歴史の波をくぐりぬけてすっかり落ち着いて、ゆったりとくつろぐのにぴったりです。