ウクレレ豆話

激鳴り

ウクレレの宣伝広告や評論などに

激鳴り!

というのがよくあります。

自分のウクレレをそう言われれば誉めてくれてうれしいんですが、

私の中に湧いてくるウクレレのイメージは

よく通るいい響きだなあ(^^)

くらいの感じなんです。

 

今ちょうど、外から秋の虫の声がたくさん聞こえてくるんですが、

秋の虫、激鳴き❕

よりは

虫がたくさん鳴いてるねえ~

くらいがしっくりきます。(⌒‐⌒)

 

激鳴り志向は、どこかウクレレの性質にそぐわないものを感じるんです。

激鳴りを求めていくと、ウクレレはやがて大型化するでしょう。コンサートがテナーになり、次第に大型化した挙句に、ウクレレはやがて四弦のギターになって消滅するかもしれません。

ハワイにポルトガルからブラギーニャという弦楽器がもたらされ、小型のままに残って世界に広がることができたのは、おそらく激鳴り志向に走らなかったからじゃないかと思うんです。

まあそんな感じで、

いい響きだなあ、くらいがしっくりくると思います。

 

 

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