一十舎のウクレレの特徴

ポジションマーク

ポジションマークとは、フレットの位置が、ぱっと見て分かるように印をつけるものです。

上の写真は、ポジションマークを埋め込むための穴を指板に彫ったところです。

一般に、ポジションマークは、5フレット、7フレット、10フレット、12レット、15フレットに入れることが多いです。歴史的には14フレットに入れたり、いろいろなパターンがあったようです。一十舎のウクレレでは3フレットにも入れています。3フレットの位置はすぐにわかるのでマークを入れなくてもいいんですが、デザイン的な理由から入れています。(^^)/。

素材的には一般には貝が多いようです。鮑貝や白蝶貝などがよく聞くところです。一十舎のウクレレも前は貝を入れたんですが、最近は木を埋めています。貝から木に素材を変えたら、なんだかしっくりと落ち着きました。私は木と気が合うようです(^^)/。

ポジションマークの形は一般には直系2mmから4mmくらいの丸ポチが多いんですが、一十舎では丸と四角を入れています。指板に四角形を埋めている夢を私が見たときからそうなりまし(^^)/。丸と四角を交互に入れてみたら、5フレット、10フレット、15フレットの5の倍数だけが四角のマークになって、とても覚えやすくなり、一瞬の視認性が一層よくなりました。とても弾きやすくて私のお気に入りです。

というわけで、上の写真に木を埋め込むと、こんなふうになります。(^.^)