作レレ

ルネサンスギター部材

じわりじわりと作成中のルネサンスギターの一部です。

ネックとブリッジと試作ロゼッタ2個。

ネックの先端のヘッドの形は、1733年にフロリダ沖で沈没したスペイン船から引き揚げられたものから採用しています。ここに7個のペグを付けます。1コースは単弦で、2コースから4コースまでが復弦なので、合計7本の弦となります。1コースから4コースまでの調弦はAECGなのでウクレレと同じです。

ウクレレが弾ける人はすぐに弾けるのがルネサンスギターなのです。16世紀ころが全盛のギターで、古楽器の中でもかなり古い方の古楽器です。

ウクレレができる人が世界中に増えている現在、ルネサンスギターという本物の古楽器への入り口が大きく開かれてきているわけです。ウクレレ好きと古楽器好きが相互乗り入れして、自由に行き来しながら楽しみの幅が広がるといいと思います。