あれこれいろいろ

ウクレレのゆくえ

十日間近く実家に行っていてウクレレ作成から離れていました。両親の遺品の整理をしていたのです。ようやく片づけを一段落終えて、昨日自宅に戻り、本日久しぶりにブログの更新です。(*´▽`*)

実家をカラの状態にするために、家の中にある物を整理して、人にあげるものはあげ、施設にも寄付し、自分で引き取れるものは引き取って、残りは捨てます。両親がためてきた色んな記念品を最初は躊躇しながら捨てていたのですが、あまりにも多くてきりがないので、だんだん思い切りがよくなって、躊躇なくごみ袋に放り込むようになりました。

そうこうしているうちに、

「記念品をためても意味ないなあ…」

と思うようになりました。自分が消えたら捨てられちゃうということが実感としてわかりましたからね。たくさんの写真や、旅行のおみやげや、記念日のおくりものや、趣味で作ったり集めたりしたものや、それらを欲しいという人はどこにも見つからないのです。

同時に私の中には、

「作ったウクレレも持ち主がいなくなったら捨てられちゃうかな」

という思いもよぎりましたが、

「ま、いいか」

とも思いました。

ウクレレを弾いて空中に放たれた音は、空気を揺らして速やかに消えていきますが、消えゆく音の連なりでこそ音楽も生まれるわけで、ウクレレもまた同じようなものかもしれないななどと思ったわけです。(*^-^*)