一昨日は午前中にルネサンスギターのレッスンに博多まで出て、午後は工房には行かずに自宅で過ごしておりました。ここ数日、腹部に妙な違和感があり、午後は休養することにしたのです。そして夕方から始まった激痛。その痛み方は一度経験した尿管結石の痛みに似ていました。尿管結石の痛みはすごく痛いのです。七転八倒まで行かなくても五転六倒くらいはします。
連休明けの昨日の朝一番に近くの泌尿器科に駆け込みますと、案の定尿管結石の診断でした。結石排出促進の薬をもらってきてトイレに行ったところ、なんと薬を飲む前に結石がカチンと便器に音を立てて出てきました。3mmから4mmくらいの大きさの黒っぽい石で、その形は小惑星イトカワのようでした。上の写真が小惑星イトカワです。
「小惑星というのは宇宙の尿管結石みたいなものなのかも…」
という宇宙の形成の謎に迫る気付きを得ながら、私はこの尿管結石をイトカワⅡと命名しました。出てきた尿管結石は、水洗トイレの向こうにつながる宇宙にそのまま流してやりました。
こんなわけで激痛から解放されましたので、今日は安心して楽器製作に戻れます。