昭和50年代にテレビゲーム、コンピューターゲームが登場するまでは、ゲームミュージックと言って想像するのは、たとえば明治の政府高官ならこんなもの。
たとえば幼稚園児ならこんなもの。
世代によって思い描くものがだいぶちがいそうですが、大人も子供も、金持ちも貧乏人も、男女別なく、国籍も人種も関係なく、やりはじめたら楽しくなって、跳びはねて喜んだり、笑いながら悔しがったり、見ている人も、拍手して歓声があがって、次は自分がやりたくなります。
結構尊い音楽だと思います。おじさんのスケベ心はあまり尊くなくても、ゲームに熱中している瞬間に思わず出てくる笑い声には童心があってやはり尊いです。
単純なルールと、椅子とかふたとかそこにあるもの使って、頭と体も適度に使って、音楽と共にただ遊んで笑いあうというのは、人間だけに与えられた能力です。こういう音楽も人類の宝のひとつにちがいありません。