作レレ

やりすぎ都市伝説級 古楽器スタイルウクレレ

ここまでやるか、というほどに古楽器スタイルを取り入れてみました。写真手前に寝そべってる現在作成中のウクレレのことです。

ボディの薄さは16世紀のルネサンスギターのよう。

表板の装飾は17世紀から18世紀のバロックギターのよう。

全体の形状は19世紀ギターのよう。

裏はこんなです。これは16世紀から18世紀の感じです。

ギターの歴史がみんなちゃんぽんに入った長崎ちゃんぽん的ウクレレです。

やりすぎ都市伝説という番組名がなぜか頭をよぎりました。たしかに都市伝説級にやりすぎてるかもしれません。ここまで古楽器スタイルをやりすぎたウクレレは見たことがないので、世界に一本でしょう。

これをほしい人がどのくらいいるのか不明ですが、世界に一本のウクレレを欲しい人は世界に一人いれば十分です。

工業的商品は万人がほしいと思う一般性の高いものを開発しようと努力しているわけですが、一十舎は世界でひとりだけが欲しいと思うウクレレを作りたいと思っています。たった一人にぴったりのシンデレラの靴的なウクレレです。要はそういう人にアクセスする道があればいいわけです。

ネット環境と世界じゅうの運送網が世界にひとりにアクセスすることの可能性を飛躍的に高めています。商売も革命的に変わっていくような気がします。その先には、消費者のひとりひとりが、なんの気兼ねもなく、「みなが好きかどうかは関係なく、自分はこれが好き」と言って選択するのが普通の、ナチュラルに自由な時代があるような気がします。そうなれば世の中は百花繚乱、きっと楽しい時代でしょう。