マデイラ島ギター三種が並ぶ動画を発見!
上の写真の右端の小さな4弦楽器がブラギーニャ(Braguinha)、真ん中の5弦楽器がラジャン(Rajão)、左端の一番大きい10弦楽器(複弦5コース)がヴィオラ・ダラメ(Viola d’Arame)です。
ウクレレも入れて一般的な調弦を整理すると、親指側から順に(上から見て順に)
ブラギーニャ DGBD
ラジャン DGCEA
ヴィオラダラメ GDGBD(複弦、上2コースオクターブ)
ウクレレ GCEA
8弦ウクレレ GCEA(複弦、上2コースオクターブ)
マデイラ移民が作り始めたウクレレの祖先は4弦のブラギーニャ(Braguinha)だと一般に言われますが、このマデイラ島の3種のギターたちの形を見比べ、調弦の仕方を見比べていると、ウクレレはブラギーニャとラジャンの混合で、8弦ウクレレ(タロパッチウクレレ)は、ヴィオラ・ダラメとラジャンとブラギーニャの混合かもなあと思えてきます。ウクレレの元祖は、このマデイラ島の3種のギターたちと言ってもいいかもしれません。
一十舎のアトリエは世界遺産宗像大社のお膝元にありますので、宗像三女神にあやかって、マデイラ三女神としてお祀りしようかと思う大晦日です👸💃👩
本年一年まことにありがとうございました。皆様の来年度のご多幸を心よりお祈りいたします💐