前に、12フレットジョインと14フレットジョイントでは顔つきがちがうという話を書きました。
これですね。左が14フレットジョイントで右が12フレットジョイント。顔つきが違う理由はブリッジの位置にあります。14フレットジョイントは、ブリッジの位置が、12フレットジョイントよりも上の方にずれてきます。
このどちらのブリッジ位置がいいのかについて、
12フレットジョイントはウクレレ下部のふくらみの中央にブリッジがあり、14フレットジョイントはブリッジがふくらみの中心からずれてくるので、弦の振動をボディに効率よく伝えるには12フレットジョイントの方が音響的にすぐれている
という話を聞いたことがあります。
それを聞いたとき、なるほど! と思ったのですが、昨日も少し書きましたとおり、
太鼓は皮の中心を叩くより、中心をずらした方がいい音が出る
という話も別のときに聞きまして、さあ、よくわからなくなりました。
ブリッジは中心からずれている方がいいのかもしれない?
ウクレレというのは、弦をはじいた振動をブリッジを介してボディ表面の板に伝えて、表面板の振動をボディ内部で反響させるんですね。ですから、ブリッジは太鼓のばちと同じような働きをしています。すると太鼓と同じとすると、中心からずらした方がいいんでしょうか。
でもですね。これも昨日少し書いたんですが、ウクレレは全体の形状がゆるい湾曲で構成されていますから、音が内部で拡散される構造になっていて、内部で音が打ち消しあうようなことは起こらないとすると、やはり中心にブリッジがあった方がいいのかしもれません。
謎ですね( 一一)
とりあえず今回は、疑問のままで書いておきます。
では(#^^#)
あわせて読みたい
和太鼓と西洋ドラムとウクレレとある和太鼓屋さんが、
和太鼓の和太鼓たるゆえんは胴のふくらみにある!
と書いていました。
確かに、冒頭の写真のように、和太鼓の...