作レレ

接着剤の話 木工ボンドと膠とタイトボンド

昨日、木工ボンドをズボンにべったりつけてしまって、一晩経ったらそのまま固まってしまいました。

このズボンはもうだめかなあと思いながら、しばらく水に浸けておいたら、指で揉むだけでにきれいに取れました。

ズボン復活で、うれしいです(*^^)v

その木工ボンドとは、赤いキャップに黄色い容器に入っている白い液体のあれですね。百円ショップでも売ってます。学校の図工の定番です。

この木工ボンドは、固まると極めて強力な接着力があって、高級家具などの本格木工の世界でも多用されます。建物を作る大工さんでさえ、接着剤はやっぱり木工ボンドが一番頼りになると言ってました。安価でどこでも入手できる上に、服についてカチカチになっても水洗いで落ちるなんて、朗報ですね。(#^.^#)

すごいです。木工ボンド。👑

弦楽器の作成でも、接着剤の出番はとても多いです。

昔はにかわ(膠)が主役でした。動物の腱などを煮詰めてとかして作る接着剤ですね。これもすごい接着力があって、接着力に永続性があります。しかも水に溶けるので、古い楽器を解体して修復することもできるそうです。

そう言えば、日本の有名なバイオリニストの逸話として、その人が名機ストラディバリウスを持って外出するときは絶対に雨が降らない、どんなに大雨の日でもその人がいるそこだけは雨が止むという話を、その当人が話しているのを読んだことがあります。その方が誰だったのか、五嶋みどりさんなのか、千住真理子さんなのか、他の方だったのか、どうも記憶から出てこないんですけど、有名な方でした。この逸話からすると、何億円もする名機ストラディバリウスも、「水はやばいんだよね。解体しちゃうからさー」と思って天気の神様と相談してるんですかね。(#^.^#)

最近の楽器製作現場では、膠よりも、アメリカ製の木工ボンドで、「タイトボンド」というものが使われることが多いです。一十舎のウクレレもタイトボンドを使用しています。タイトボンドは色も質感もマヨネーズにそっくりで、サラダにかけたらまず見分けが付かないと思います。タイトボンドをマヨネーズの容器に入れて保存することは絶対にやめた方がいいと思います。そんなことをわざわざする人はいないと思いますけど (-。-)y。

タイトボンドも使いやすく、指についても水洗いで落ちるし、乾燥時間も適度に早くて、乾くと超強力な接着力があって、一度使ったら手放せない接着剤です。日本の木工ボンドよりは高価ですが、そんなに高くはなく、お手頃価格です。ふつうの店にはあまり置いてないですが、アマゾンや楽天で買えます。
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今日はとりとめなく、接着剤の話でした。(*^^)v

では(^^)/