暑い日が続いていますが、空が澄み、秋の気配が感じられるようになってきました。(^^)
秋といえば、八木重吉の詩に秋の明るさを詠った「素朴な琴」という作品があります。
この明るさの中へ
一つの素朴な琴をおけば
秋の美しさに耐えかねて
琴はしづかに
鳴りいだすだらう
いいですね。(^.^)
楽器は振動に共鳴して鳴るのが仕事ですから、詩人の耳には、秋の明るさという静かな振動に、琴が共鳴しはじめるのが聞き取れたのかもしれません。
実は、私が作るウクレレも、秋の日の明るさの中でひとりでに鳴りだすことがあります。
(@_@。 本当?
本当です。
詩人の耳をお持ちのあなたならきっと聞こえるはず…😃。
注 夜の誰もいない音楽室でピアノが鳴るみたいなこわい話とはちがいますからね。( 一一)
価格:1,620円 |