突然ですが、種子島銃のことなんです。( *´艸`)
1543年9月23日、ポルトガル船が種子島に漂着しました。
その船に乗っていた、フランシスコとキリシタ・ダ・モッタという二人の商人が、種子島領主の前で、火縄銃の実演をして見せました。
バーン!って。
領主はすぐにこれを買い求めて製造法を探り、以後種子島銃は速やかに日本に広がっていきます。戦国時代の日本に与えた影響は大きく、鉄砲伝来は日本史の超ビッグな事件として歴史の教科書に出てきます。
で、お待たせしました、次にウクレレの話。(^.^)
種子島銃の話から336年後の1879年8月23日、こちらもポルトガルからの船レーベンスクラグ号が移民を乗せてハワイに到着しました。その船には、ジョアオ・フェルナンデスというミュージシャンが乗っており、迎えた人々の前でブラギーニャという名前の民族楽器を奏で歌ってみせました。
ぽろぽろーん、あ~♪ って。
かくしてブラギーニャがハワイの人々に受け入れられて、ウクレレになって、そこから今やウクレレは世界じゅうに伝わって、あらゆる国で奏でられています。
(あーっ、ウクレレがハワイに伝わった8月23日って、今日ですね! その日にそれを書いてるって偶然はうれしいです。ちなみに8月23日は私の父の誕生日だなあ)
で、私は思うんです。
鉄砲もウクレレも、
ポルトガルからの船に乗って小さな島に伝えられた技術が、そこを起点として以後爆発的な広がりをもったという点で同じなわけですが、
鉄砲伝来が日本史のビッグな出来事ならば、
ウクレレ伝来だって世界史の超ビッグな出来事で、
平和で穏やかなビッグパワーなんじゃないかと思ったりするわけです。(^^)/