先日9月1日、太宰府観世音寺に人を案内してきました。観世音寺には宝蔵という建物があり、500円を払って中に入ると、沢山の観音像に出会えます。もし行く機会があれば、是非寄ってみることをお勧めします。太宰府は天満宮が一番有名ですが、観世音寺の宝蔵は、知名度は落ちますが、鎌倉期平安期の観音像の宝庫です。圧倒されます。
冒頭の写真は、東大寺の不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)です。太宰府の方は撮影禁止で載せられませんので、東大寺のを載せました。
観音様にはいろんな種類があって、千手観音とか、馬頭観音とか、不空羂索観音とかいろいろですが、たいてい手に複数の道具を持っています。それらには意味があって、人々を救うのに使い分けるようです。不空羂索観音で言えば、その名前の由来の引っ掛けて引っ張るための縄を持っています。それは迷える衆生を引っかけて救いの道に手繰り寄せるという意味があるようです。写真向かって右の一番下の手にぶらさがっているのがそれですね。
で、いろんな物を持っている観音様を見ながら私は思ったのです。
「観音様の手にはウクレレもあったほうがいいんじゃないか(‘ω’)!」
その音色で人を自由に解き放つために使用するアイテムになるはずです。
このように思って見ておりますと、目の前の観音様が、そうだそうだと頷いていらっしゃいました…ような気がします(‘ω’)ノ