ホールなどで楽器の集音をするプロの技術者の方は、音がもっともよく取れるポイントを事前に探すそうです。
探すのは、
A 楽器の豊かな反響 と
B 芯の通ったクリアな原音 の
バランスが最高の場所。そのポイントの場所は、楽器の近くかもしれないし、楽器の遠くかもれしないし、ピアノの下とか、遮蔽物の裏とかかもしれないんだとか。楽器の特性、演者と演目、会場の特性などから、そのポイントを推測して探すそうです。
例えばバイオリンのストラディバリウスは、ホールの隅まで美しい音が届くところに特性があるので、遠くにポイントがある可能性がある。近くで集音するのでは、ストラディバリウスの音は取れないかもしれないとか、そんなことを考えるそうです。
プロってすごいですね。(*‘∀‘)
ところで、この前、ウクレレとウスレレの比較の記事で、
ウスレレは弦の音がストレートに出てくる感じがして、
ウクレレは豊かな共鳴がわーんと先に出てくる感じがする
ということを書きました。
これってまさに、上のAとBのふたつの性質ですね。集音のプロが見てるポイントと一致して、うれしいです。(^^)!。
つまり、ウクレレの厚みがあると、豊かな反響が強く出て、それが薄くなってウスレレになっていくにつれて、Bのクリアな原音が前に出てくるようになるわけです。
とすると、ウスレレの適切な厚みを探る中で、楽器自体としてのAとBのちょうどいいバランスポイントを見つけることができるかもしれません。
自分と仲間が楽しむ身近な楽器としてのウクレレというのを私は考えているので、会場の遠くまで届いて美しいという観点よりも、演者の周辺で最も心地よく聞こえる楽器を作りたい。
遠くに届く楽器と、近くで美しい楽器では、AとBのバランスポイントは微妙に違うんじゃないかという感じがしてます。
そのあたりをいろいろ試作しながら探ってます。
少しずつ見えてきてる感じはするんですけどね(^^♪。
まあ、少しずつです。(‘ω’)ノ