冒頭の写真はサイドを曲げてるところなんですが、湯けむりがもうもうと出ているのがわかりますかねー?
板に水をかけながら熱して曲げて行くので、もうもうと湯けむりが出ます。木の樹脂が焦げる匂いとともに青い煙も出できて、湯けむりと混ざります。
湯けむりと木の香りと…
ハア~、草津よいとこ一度はおいで~ どっこいしょ~♪
なんて鼻唄も出てきます。♨
長いねじ棒が突き出ていますが、そこにある蝶ねじをまわし下げていく力で、サイドをぎゅうっと押さえつけて曲げていくんです。
蝶ねじをひと回しすると、ねじ山ひとつ分だけ下がるので、サイドを少しずつ曲げていくことができるわけです。
サイドを曲げる方法は製作者ごとにいろいろですが、このネジを回す力で曲げる方法は実にいいと思います。下げる量を繊細にコントロールできて、押さえる力が安定して強力なのに、腕力が要りません。
曲げるのに苦労がないので、温泉の鼻唄を歌いながら曲げることができます。( *´艸`)