作レレ

トップの裏側にパッチを貼る

トップ(表板)の裏側には、ブレイスとパッチがあります。
昨日は、パッチを貼りました。
パッチというのは、補強材の薄板です。
写真では、ブリッジ部分とサウンドホール部分に貼っています。

パッチをどの部位に、どのくらいの大きさで、どのくらいの薄さで貼るかは、人それぞれのようです。

サウンドへの影響を気にして何も貼らない人もいます。
パッチを薄板でなく棒状にする人もいます。
ブレイス全体の向きや構成を変えることでパッチは不要という人もいます。

サウンドへの影響を小さくしながら、長期の強度を保つにはどうしたらいいのかというのがここでの関心事です。強度が足りないと、トップの板が歪んだり割れたりする危険が高まります。

サウンドの限界を求めると、トップの板をギリギリまで薄くした上に、パッチも最小限の大きさと薄さにする傾向になりますが、そうすると耐久性が犠牲になりがちです。

そういえば、カーレースのF1などでは、1レースが終わったときに車両が壊れるように作るのがベストという発想があるそうですね。部材の性能を耐久性の限界ギリギリまでレースで引き出すという発想からくるのだと思います。

楽器作りの世界にも、限界ギリギリのチューンナップ的な発想はあり得るわけですが、ウクレレは言ってみれば街乗り自動車みたいなものですからね。長く付き合えて、気軽にどこにでも行ける街乗りの楽しさを満喫できるくらいのバランスの楽器がいいなあと思っています。(^^♪