作レレ

サンディングの裏技

写真はウクレレのバックの板なんですが、ウクレレの神聖な板にへのへのもへじの落書きをしたのは誰でしょう。

こんな古典的ないたずら書きをするのは平成生まれじゃないな

はい、あたりです。(^.^)

私が書きました。(-_-;)

 

サンディングするときは、板の全体に鉛筆書きをして、それを全部きれいに消すというつもりでサンディングするといいんです。そうすると、削り残しがなく、全体に均等にサンディングをすることができます。

人は体の動きに癖がありますから、目に見える目安がないと、どうしてもかたよりが出ます。

表面の傷などの気になる一部があったりすると、いつのまにかそこばかりをサンディングしていて、板が薄くなってへこんでしまったりすることもあります。

鉛筆書きを全部消すという目安があると、たとえばそれを三回繰り返すと決めることによって、サンディングの程度を自動的に管理することができます。あとは、何も考えずにごしごしやるだけです。

三回やったあとに残ってる傷があれば、そこは個別撃破していけばいいわけで、最小限のエネルギーで最大効率のサンディングができます。

ほら、こんなふう。

もへじ様の顔が消えていきますね。

書くのはドラえもんでもかまいません。「ドラえもん絵描き歌」を歌いながら書くのがおすすめです。(^^)

般若心経書き込んでもいいんです。ウクレレ作りながら写経もできて一石二鳥です。耳なし芳一みたいな板ができて、消すのがもったいなくなると思いますが。

ふつうはこんな感じですね。一々、文字だの顔だのを書いてるほどの暇人は少ないです。

技というほどすごいものでもないですが、効率的で適切なサンディングができる有効な方法だと思います。

最初に鉛筆で書くときは、なんとなく悪いことをしてるような感覚になりました。大事に作ってるものに鉛筆で書いちゃうんですから、だれかに「こらっ」て怒られそうな気分になるんです。でも、先生自身が、躊躇なく鉛筆を入れていくので、「おーっ」と思いました。軽々と一線を越えていく大胆さに驚いたような感じです。その速やかに書き入れていく手つきが妙にかっこよかったりして、「プロだねえ」と感心したのを覚えています。

まさかそんなところで感心されてたとは、先生も夢にも思ってないでしょう。(^^)

RELATED POST