あれこれいろいろ

世界・地球・人間の音楽

世界中の音楽のことを、時代歴史を問わず書き散らしておりますが、「民族音楽」という言葉はあまり使ってきませんでした。

民族音楽という言葉は、西洋音楽vs民族音楽、近現代音楽vs民族音楽という歴史を背景に、ポスト植民地主義や文化相対主義を表現して、西洋音楽理論だけが普遍的というわけでもなくて、西洋音楽だって民族音楽のひとつみたいなもんだよね的な考えを提示する重要な機能を果たしてきたわけですが、このブログではもう少しフラットに世界の音楽の話を気楽に拾い集めて楽しんでみたい……というこの気持ちがつまりポスト植民他主義、文化相対主義そのものかもしれませんが(;^_^A……まあ要するに、ただ人間の音楽のデータを集めて楽しんでみたい。そんなふうに人間が作ってきた音楽の情報を無心に拾っていったら、どんな宝物が見つかるだろうか、そんな感覚で世界の音楽のことを書いておりますので、民族音楽という言葉より、「世界・地球・人間の音楽」とでも言うのが、このブログにはぴったりくるかなと、大体そんな感じなのです。

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