作レレ

ブラック&ホワイトエボニーの指板

写真はただいま製作中の指板です。材料はブラック&ホワイトエボニー。ホワイトエボニーと呼ばれることもあり、和名では斑入り黒檀と呼ばれます。そう、これは高級銘木として人気の黒檀なのです。黒檀は普通まっくろくろすけですが、こういう白黒まだら模様が出るものもあるのです。

黒檀というのは柿の木の一種で、柿の木の仲間では、黒柿とかシャム柿が最初から白黒まだら模様のものが人気で高額取引されています。ですから、ブラック&ホワイエボニーも柿の木の一種として斑入りのものがあっても不思議ではないわけです。

ピアノのスタインウェイには、このブラック&ホワイトエボニーを全面に使用した特別バージョンのピアノが存在します。これです。↓

すごいですね。こんなピアノ作っちゃうなんて(◎_◎;)。一十舎でもバック材やサイド材に使うこともいずれあるかもしれませんね。

一十舎では、このたびブラック&ホワイトエボニーを指板に使ってみることにしました。冒頭の写真の自然の模様がもうすっかりアートです。自然の造形はすごいです。うっとりします。どんなウクレレになるのか楽しみです。(*^_^*)