写真は昨日コメリで購入したポリエチレン手袋100枚入りです。
今までシェラック塗装をするときには素手でやっておりました。何回も重ね塗りをしますので、指先がどんどんシェラックでコーティングされて、爪の上や中に入ったものは取れなくなってしまうのですが、指先の生の繊細な感覚をとらえながら塗装をしたかったので、素手でやっておりました。
これですね。この茶色の液体が、シェラックをアルコールに溶かした溶液です。これがどんどん指先についてしまうのです。なにしろ、シェラックネイルというのがあるくらいですから、そう簡単には取れないのです。
ちなみにシェラックネイルというのを検索してみると、マニキュアとジェルネイルの良いとこを集めたような素材と書いてありますね。爪に負担をかけず、爪の呼吸を妨げず、塗るのが容易で、長持ちして強く、思わず触りたくなるほど光沢がとても美しいと書いてありますね。この長所がウクレレ塗装にも同じく当てはまるわけですが、それにしてもウクレレ塗装で使う茶色のシェラック溶液が爪に付いてる状態は、お世辞にも美しいとは言えないのです。
そして昨日は、このコメリで買ったポリエチレン手袋をはめて、シェラック塗装をしてみました。感想は、とても良い！ です。
薄くて指先の感覚が邪魔されません。着脱がとても楽で、何度も塗り重ねをする塗装作業に適しています。手に楽にフィットしていて、手袋のしわが塗面に付いてしまったりという危険が少ないです。100枚入っていて、300円未満という安さも魅力です。
というわけで、今後はこの手袋を塗装に使用することにします。
シェラック塗装は、マイスタークラスの超高級ギターでしか見ないような塗装ですので、今後もできるだけ続けていきたいと思っています。
