あれこれいろいろ

大量に買い込んだ材料は使わない というジンクス

昨日、このジンクスに気が付いたんです。

大量に買い込んだ方が安心な気がして、まとめ買いで買い込むと、そういうものは必ずと言っていいほど使わくなくなるようです。買い込んだ材料は無駄な在庫となり、安くない購入金額は露のように消えました。

たとえば、ある会社の塗料。

たとえば、ある会社のペグ。

たとえば、ある種類の材木や突板。

高額でも長く使い続けることを考えればトータルで得、という計算をして買うのですが、シェラック塗装をメインにするようなって買い込んだ塗料を使う機会はほとんどなくなりましたし、ペグや材木についても同じようなことが起きました。

なぜこうなるのか?

考えてみる、大量買いするときは、それを使い続けることに決めたい! みたいな気分があるような気がします。裏を返すとそこが将来的にまだ安定してない感覚があるので、それに決めてましいたいのだと思います。

アトリエの窓辺にサンキャッチャーが釣り下げられて、振り子のように風に揺れながら、太陽光を虹に変換しているのですが、風がやめば自然に止まる振り子を、不自然な位置で急に止めようとする行為が、つまり私の大量買いのような気がしました。「えい、動くな」と不自然な位置で押さえつけるのは無益なことでした。

というわけで、材料の大量まとめ買いは止めることにします。

方針が安定しない感覚があるところは、まさに変化の最先端部分で、最も生き生きと、生命力があふれようとしているところなのかもしれません。そこを押さえつける試みが失敗するのは、生命力の勝利で、案外おめでたいことかも、と思ったりもします。( `ー´)ノ

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