昨晩、一日の作業を終え、ぶらぶらと夜の散歩をしておりますと、太宰府政庁跡の小川のところに、ふわーっと夢のように光るものが目の端に入り、「あれ? 気のせいかな」と思いながら歩いていきますと、また別の場所で、ふわーっと光ります。
「ああ、今年も蛍の季節がきたか。早いもんだなあ」
なんて思いかながら歩いて、結局昨晩は四匹の蛍を見ました。一匹は光りながら飛んで私に近づいてきてUターンして離れていきました。
太宰府政庁跡は、「令和」の発祥の地の賑わいも一段落し、元の静けさを取り戻したところです。空には半月が薄雲のむこうでにじんだような光を投げかけておりまして、なかなか夢のような風情でありました。
太宰府政庁跡に蛍が出ることは、太宰府市民でもほとんどの人は知らないでしょう。ここはいろいろな意味で魅力スポットなのです。
近くには、わらびが結構取れるところなどもありまして、なかなか味わい深いところです。(*’▽’)