ウクレレにFの壁はありませんが、弾き始めてしばらくすると、Em(イーマイナー)のコードで、ちょっと壁を感じることがあるかもしれません。
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ウクレレにはFの壁がないアコースティックギターを始めると、多くの人が最初にぶつかるのがFの壁です。( ;∀;)
この壁を乗り越えられずに、アコギの世界から...
ウクレレのEmとは、これですね。(*´Д`)
Emの押さえ方自体はそんなに難しくないですが、立って腋に挟んだだけでストロークしているとき、Emがちょっと壁になることがあります。それまで一連の流れで押さえてきたのが、Emのところで、左手全体を手前にずらしてこないといけなくなって、手を離した瞬間にネックがずり落ちてきてしまうんですね。
すると、気持ちよくストロークしていたのが流れが止まります。音楽は気持ちの良い流れですから、一か所でも滞ると、ちょっと慌てた感じになります。
そこで簡単な解決方法をひとつ。知ってる人は多いと思いますが(*´ω`*)、これですね。
EmをEm7で代用しちゃう。(^^)/
Em7はこれですね。(^^)
冒頭の写真もEm7を押さえてるところです。(^.^)
音的にも大きな違和感はありませんし、ネックを支える左手をC、F、Am、Gなどと同じ位置にしたままで、そのまますっと押さえられます。単純な押さえ方で、誰でもすぐにできる形ですね。
それまでEmで滞ってしまっていた音の流れが一気に回復です。
うまく弾けなかった曲が、気持ちよく弾ける曲に仲間入りするのは、楽しいですね。この代用をすることで、得意の曲がずいぶん増えるんじゃないかと思います。気持ちよさこそウクレレの魅力ですから、代用はズルじゃないかとか思わずに、楽しさ優先で活用すると、いっぱい広がります。
Emでお困りの方は、是非一度お試しください。(^.^)