DUELの鮪力という釣り糸が弦としてなかなかでした。｜ルネサンスギターとウスレレのすすめ　　一十舎 (Ittosya)

YouTubeを見ていたら、BJというウクレレの先生がいろんな情報を発信しておりまして、その中で、いろんな釣り糸を試した結果、「鮪力」という釣り糸がウクレレの弦として大変優れているという結論になったという話をされていて、BJさんはご自分の数あるウクレレもこの鮪力を張るようになったとおっしゃっていました。

そこで私もさっそく試してみましたところ、なるほどという音でした。ウクレレ弦メーカーの弦はいろいろ試しましたが、この鮪力という弦(釣り糸)はそれらに遜色ないように思います。

鮪力はフロロカーボンなのですが、フロロの輪郭のあるすっきりとした音と、ナイロン的なやわらかな音質が両方含まれているような感覚です。

25メートルも買ってこのお値段ですからとてもお得です。私の場合は、釣り糸10号を1弦のA、16号を2弦のE、20号を3弦のC、12号を4弦のGにしてみました。釣り糸のいいところは、一弦をもう少しテンションのある音にしたいと思えば10号を12号にしてみたりと、自分で微調整ができるところです。25メートルもあるので、いろいろと試すことができます。ほんのわずかに太さを変えてみることで、弾き心地や響きはかなり変わりますので、微調整ができるのはありがたいことです。

釣り糸を弦として買う場合、何号のものを買えばいいのかわからないで手が出せないことも多いでしょうから、下に10号、12号、16号、20号を載せておきますので、興味があればお試しください。この値段なら試すときの敷居も低いでしょう。もし気に入らなかったら、鮪を釣ってください。鮪の目から糸が見えないという優れものです。