あれこれいろいろ

ウクレレの穴のむこう

ウクレレに装飾を入れて、穴をあけて、外に椅子を出して紙やすりで磨いていると、

「おや、穴のむこうに世界が見える!」

そんなプロットの童話がどこかにあったような気がするなあ、なんて思いながら、とりあえず写真に撮りまして、それが冒頭の写真です。(#^^#)

手袋をはめて指で穴を作ると、その向こうにお母さんが見えた、みたいな話だったような気がします。ウクレレの穴で童話を作るなら、たとえばこんな話はどうでしょう。

主人公の少年が、ウクレレの穴のむこうに広がったどこかの世界をのぞいていると、そこにはいろんな暮らしが見えた…

そこで見つけた少女のちょっと悲しげなのが気になって、穴のこちら側から声をかけるけど少女には聞こえない…

少年は、ふと思いついて、ウクレレに弦を張って、弾いてみた。少女が元気になるような曲を。

すると、少女は、空を見あげるようにして、何かを聞き取ろうとするような表情で、聞こえてはいないようだけど、何かを感じているみたい。心なしか、表情が明るくなったような…。

少年は、今度は、やさしいメロディを弾いてみた。少女の顔には安らぎの表情。うれしくてなって少年は一心に曲を弾き続ける。

すると少女は… そして少年は…

さあ、どうなるんでしょう。^^

少年が弾く優しいメロディが響き続けたその世界全体は、平和で幸福だったかもしれませんね。

穴のこちら側の世界とあちら側の世界がいつしかつながって、少年は少女とある日出会うかもしれません。

アニメ映画の「君の名は」の最後のシーンみたいに、並走する電車の窓で目が合った瞬間に、ふたりは「あっ、この人だ」みたいな感じになるでしょうかね。

その映画の協賛は、きっとANAですね。なにしろ、穴の話ですから…。( *´艸`)