上の写真は、一十舎の材木置き場です。主としてボディ材にする予定の材木を置いています。
置いてあるのは、マホガニー、屋久杉、パロサント、パープルハート、くすのき、くるみ、などなど…。
そのほかに、まだウクレレにしてみたことのない木も置いてあります。たとえば、月桂樹、さくら、ねむのき、屋久ヒノキ、桑、などなど。
この場所からどんな音が生まれるのか、いつも未知です。
新しいウクレレを作るときは、この場所に来てしばし佇み、あれこれ手に取っては戻したりしながら、アイデアの訪れを待ちます。
そんなときの気分は、木が話しかけてくれるのを待つような感じだったりします。時には、窓からの光と風がどれかの木をふと印象に浮かびあがらせてくれたり、またある時には、窓外をひらひら飛ぶ蝶の姿がふと脳裏にアイデアを置いて行ってくれるようなこともあるでしょう。
そんな静かな時間も、ウクレレ作りの大切な工程のひとつです。(*^-^*)