昔作ったウクレレで、ブリッジの位置が貼り付け時にずれてしまって、失敗作になってしまったものがありました。
長いこと放置してあったのですが、先日、それの修正作業をすることにしまして、ブリッジ剥がしに着手しました。
ブリッジを剥がしたら、塗装も全部剥がして、やすり掛けからやり直して、塗り直さないといけません。で、そこまでやるなら、いっそのこと、バックも切り取って、ウクレレをウスレレにしてしまおうと思い立ちまして、大手術となりました。バックの部分を、15ミリも切り取ってしまいました。
その結果切り取られたものが、写真に写っているやつです。ひょうたん型のおもしろい形のお皿が取れたので、捨てるのももったいなく、工房で使う細長いものを入れて使用することにしました。
すると、先日、工房に入ってきた人がひとめ見るなり、「これいいじゃないですか。これほしいなあ。作ってくれたら、買いますよ」とおっしゃいまして、若干一名に大好評でした。
今度作ろうかなあ。
確かにとても便利なんですよ。長いものや短いものなど、いろんな長さごとにぴたっと収まる場所が見つけられるし、三本入ってるブレースがちょうどいい区切りになってるし、なんか変わってておしゃれだし。
商品化したらおもしろいですかね。(#^^#)
商品名は、
「ぺんざーら」
で決まりですね。かるぼなーらとか、ピザーラみたいで、ラテン系の感じ。私が作るウクレレはスペイン式でラテンの血ですから。実際、このペン皿を見れば、スパニッシュギターの接合方法がはっきりと観察できます。
(*´ω｀)
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