ウクレレ豆話

ウクレレは弾いているうちに音がよくなっていくらしいというはなし

ウクレレは、弾いているうちに音がよくなってくると言われています。

私の実体験としては、よくわからないというのが正直なところです。

なにしろウクレレの音に対する感性は、日によってかなりちがうんです。ある日はいい音に聞こえたものが、次の日にはいまひとつに感じられたりします。自分の主観的条件を排除した評価が難しいです。みんながそう言うならそうなのかな、とも思うのですが、時としてみんながそう言うというのはあてにならないこともあるので、何とも言えません。

ウクレレは、いろいろなパーツを寄せ集めてくっつけて出来上がっているわけですが、ウクレレを弾き続けて常にひとつの振動下に置くことによって、全体の分子構造が慣らされてくるとでもいうか、ギューギューの満員電車に揺られているうちに、人と人との間隔だだんだん均等になって、みんなが安定して揺られていくようになるという、あんな感じのことが起こるのでしょうか。

あるいは弾いているうちに、木の含水率などに影響があって、音が変わるのでしょうか。

それとも弾いているうちに、楽器と奏者との間が馴染んで、いい音に感じられてくるのでしょうか。

弾いているうちにだんだん音がよくなっていく理由について、ちゃんとした研究があれば是非読みたいと思って探していますがまだ見つけていません。そのうち見つけたら、またご報告します。(*´ω`)