作レレ

ライニングの貼り付け作業

ウクレレ作りには洗濯ばさみも登場します。(#^.^#)

洗濯ばさみで一体何をしているのかというと、ライニングを貼り付けているところです。

ウクレレ内部のこのじゃばらみたいなやつですね。これがライニングです。

表板や裏板に、サイドの板を直角に貼るとき、接着面はわずか1.6~1.8ミリくらいの幅しかありませんから、このライニングを貼り付けて補強してやる必要があるわけです。もしライニングがなかったら、ボディがいつ解体するかわからなくて、おちおちウクレレを弾いていられないと思います。

どうしてじゃばらみたいな形になっているかというと、こうやって細かい切れ込みがあると、どんな湾曲にも対応して曲がりやすいからですね。

で、ライニングを貼り付けてボンドが乾くまで固定しておくには、洗濯ばさみが一番です。電気工事用のはさみもいいんですが、お値段が高いので、百円ショップで買える洗濯ばさみがやっぱり最高です。(*^-^*)

意外なところで意外なものが活躍します。

洗濯物をはさむ気満々でやってきた洗濯ばさみ君も驚いているでしょうね。

「ぼくはこんなものを挟むために生まれてきたんじゃない( `ー´)」

なんて言うプライドの高い洗濯ばさみ君には、

「いやいや、君はウクレレを挟むために生まれてきた選ばれし者なのだ。選ばれしものよ!」

と言い聞かせながら作業しています。(*^-^*)