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元日の震度7 緊急地震速報の音楽的ひみつ そしてゴジラのテーマ

元旦の震度7と津波にはおどろきました。

そこで本日は緊急地震速報の作曲にまつわる話。その作曲者伊福部達氏は、ゴジラのテーマ曲の作曲者である伊福部昭氏の甥にあたる方です。

伊福部達氏作曲の緊急地震速報には、次の五つの指針に沿って音楽的ひみつが込めるているのだそうです。

①注意を喚起させる音であること…急激に駆け上がる音階のひみつ

②すぐに行動したくなるような音であること…半音ずつせりあがる音階のひみつ

③極度に快適でも不快でもなく、あまり明るくも暗くもないこと…トライトーンのひみつ&メジャーコードとマイナーコード混在の秘密

⓸既存のいかなる警報音やチャイム音とも異なること…第2転回形のひみつ

⑤できるだけ多くの聴覚障害者に聞こえること…2オクターブの広い音域と明るく聞こえやすい音色のひみつ

これらについてわかりやく解説している動画がこちら。↓

伊福部達氏の緊急地震速報と伊福部昭氏作曲のゴジラのテーマの間に直接の関係はないそうですが、どちらも日本人はどこかで繰り返し耳にしたことがある音楽で、どらちも人類に対する自然からの警告のように感じられるという点で、シンクロするものを感じてしまいます。

折しもゴジラマイナス1の映画が世界でヒット中で、怪獣映画とは思えない人間ドラマになっているそうです。

正月の地震とゴジラ映画とそれらを結ぶ両伊福部氏の音楽、そして最近の異常気象などを考えていると、人類全体に緊急に行動を変える必要があるという警告音が鳴り響いているかのように思えてきます。