こちらの写真はシトカスプルースの板。これを使って次のウクレレを作ろうと思っています、
ちょっとふしぎな感じの杢の模様が出ていますが、北米ではこれをベアクロウと呼びます。
ベアとは熊。クロウとは爪。
つまり、こんな痕を木に付けたのは、🐻熊の爪にちがいないというわけです。
もちろん熊の爪痕ではなく、杢の一種なのですが、言われてみればだんだん熊の爪痕🐻に見えてくるから不思議です。熊が立ち上がって、立木に爪を立てている様子がリアルに浮かんできます。
ベアクロウのスプルースはギター用材として珍重されています。音的には、ベアクロウが出ているからと言って特段の変化はないと思いますが、熊がいる北米の森の風が吹いてくるようです。
ベアクロウスプルースをトップにして、次の世界に一本のウクレレを作ります。