あれこれいろいろ

栗の木のルネサンスギター

これは今日完成の一本。

表が姫小松で、裏と横が栗です。栗の木を使うのは初めての試みでしたが、素朴で穏やかな音になりました。

栗と言えば、「大きな栗の木の下で」の歌を思い出します。大きな栗の木の下で、あなたとわたしが、仲良く遊びましょうという、とても簡単な歌詞です。しかし、それだけの簡単なことが、人類はうまくできないでいます。ロシアのウクライナ侵攻を見ているうちに、この歌は深い問いかけを含んでいるような気がしてきました。あなたと私の上に大きく枝を広げる栗の木は、何か大切なものを象徴しているのでしょうか。

楽器という言葉は楽しい器と書きますが、あなたとわたしの楽しい平和の器になることを思いながら、楽器を作っています。

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