ルネサンスギター

国産材によるルネサンスギター

先日工房に見えたクラシックギタリスト兼リューティストの方が、「国産材で作ったギターが、こんなに成功している例は珍しい」とおっしゃっていました。なんでも、その方の経験では、国産材でギターを作る試みは時々見るが、あまり成功例は多くないように思っていたのだそうです。

一十舎でも、定番的な外国の木を使ったものと、国産の木をいろいろ取り入れたものがありますが、それらを弾き比べながら、外国の定番的な木のものも悪くないが、むしろ国産の木を入れたものの方に、音によそよそしさのない魅力を感じると言っていただきました。

私が感じていたことを裏書きしていただけたようです。それは岩田さんと検討していたこととも重なっていて、第三者の感覚から方向性が確認できてうれしかったです。