一昨日は、Tru Oilによるオイルフィニッシュ塗装を紹介しましたが、別のオイルで、Xotic oil gelというものもあります。写真のものです。これも楽器の塗装に使われます。こちらも簡単に失敗のない塗装ができます。
若干艶消しっぽい光沢の塗面になります。
シェラック塗装と、Tru oilの塗装と、Xotoc oil gelの塗装を、写真で比較してお見せできるといいんですけどね、写真だと違いがよくわからないんですね。実物を見ると、それぞれちがう味わいがわかるんですが。
言っておきますが、オイルを塗ると言っても、サラダ油とかはだめですよ。もちろん、バターやマーガリンもいけません。
オイルはに乾性油と非乾性油があって、サラダ油は非乾性油ですから、ずっとヌルヌルです。ヌルヌルウクレレは気持ち悪いですからね。バターやマーガリンは、虫が寄ってくるかもしれませんね。それにきっとくさいです。
乾性油というのは、酸素に触れることによって固まる性質の油です。乾性油の場合は、塗った表面に乾いた塗膜を作ってくれるので、木の保護に使うことができます。例えば、クルミ油や亜麻仁油は乾性油なので、木のスプーンを作ったときなどに塗られることがあります。
じゃあ、クルミ油やアマニ油をウクレレに塗ったらどうかというと、やっぱり楽器には向かないようです。塗膜として弱いし、木に染み込みすぎて音響に影響が出るようです。知り合いが亜麻仁油をウクレレに塗ってみたらしいのでが、薄い板を反対に抜けるほどに油が染み込んでしまって、音が変わってしまったそうです。
やはり、楽器に適するように加工してある油でないと、楽器には適さないようですね。
注意* これはあくまで、何の塗装もしてない木の表面に塗装をするとき話です。完成品のウクレレの表面を手入れするときの話ではないので誤解のないようにご注意下さい。
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