一十舎のウクレレの特徴

ウスレレ最新作 接ぎ合わせ

ウスレレ最新作をご紹介します。最新作と言っても、もうできてから十日くらい経ってるんですが、いろいろシリーズ的に書いてるうちにご紹介するのが今日になりました。

今回の特徴は、写真を見れば一目瞭然、トップが二枚の板の接ぎ合わせです。マホガニーとスプルースを真ん中で接いであります。

「接ぎ合わせ」と書いて、「ハギアワセ」と読みます。「ツギアワセ」という読みもありますが、木工の世界ではこの技法は、「ハギアワセ」と言います。

異なる種類の板二枚を合わせてトップを作ったギターやウクレレも世の中に存在しますが、ここまで種類の異なる材を合わせたものは、はやりかなり珍しいと思います。めったにお目にかかれない逸品でしょう(#^^#)。

ネックもまた接ぎ合わせになってまして、ホンジュラスマホガニーとアフリカンマホガニーの、ふたつのマホガニーでできています。ホンジュラスマホガニーは、現在入手が難しくなりました。

しかも、ボディの厚みは33mmのウスレレとなっており、ウスレレの中でもここまで薄いものはめったにないとう珍しいものになっています。

どんな音か気になりますか?

今慣らし運転中というこで、いずれご報告します。できたてホヤホヤの現在の音は、きもちよく鳴ってますよ(#^^#)。