今日は8月23日。
ハワイ州公認のウクレレの日です。ポルトガル移民船に乗ってウクレレの元になる四弦楽器プラギーニャがハワイに到来した日。1879年のお話です。
今から141年前ですね。
141年前は日本で言えば明治12年ですから、そんなに大昔でもないかしもれません。もうお侍さんはいないですし、刀もちょんまげも廃止されてます。
琉球藩が廃止され沖縄県ができた年でもあります。
世界ではエジソンが白熱電球を発明した年です。
そんな時代にウクレレの元がハワイにやってきたのですね。
私が最近ウクレレとブラギーニャの元祖の元祖として研究しているルネサンスギターは、1400年代後半ころに生まれて1700年代くらいまで使われていたものです。こちらは日本で言えば、室町時代に生まれて、戦国時代、安土桃山時代、江戸時代まで使われていたという感じです。
こちらはだいぶ古い感じがしてきます。足利から徳川の時代。ちょんまげして刀をぶら下げてる時代です。
そんな時代に生まれた4コースギターが流れ流れてウクレレとなり、それが流れ流れて日本に来て、その端っこで一十舎が今楽器を作っている不思議を感じます。