昨日はフレットのすり合わせをしました。指板上に打ち込んだフレットのでこぼこをならす作業です。
上の写真のように、指板が金属粉や金属やすりで傷つかないように、マスキングテープを念入りに貼ります。そして、マジックでフレットの上端を塗りつぶします。その上に長方形の金属やすりを置いて、左右に何度もすべらせます。金属やすりはすり合わせ専用のものも売ってますが、ウクレレの場合はフレットに湾曲を作らないので、ホームセンターで売っている刃物を研ぐためのダイヤモンドやすりで十分です。
金属やすりが往復するごとにフレットの上端が削れてだんだんフレットの凸凹がならされていきます。先ほど塗ったマジックの色がみんな取れたら、全体の凸凹がきれいに取れたことがわかる仕組みです。
マジックで色を塗っておくというのに気が付いた人は頭がいいですね。これをしとくことですりわあせ終了タイミングが、最小限のすりあわせで正確に判断できますからね。こういうことを思いつく人はえらいですね。思いついたのは私ではなくどこかのだれかですが、どこかのだれかはえらい人です(*^-^*)。