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ウクレレ等のベテラン演奏者日向野さんがルネサンスギターを手にした感想各種

三日ほど前からご紹介させていただいている屋久島の日向野さんが、ルネサンスギターをはじめて手にして弾きこんでいく中で、感じたことなどをその都度書き送ってくださいました。

ウクレレを弾ける人には、ルネサンスギターの入り口はもう開かれているということを日向野さんが自らの演奏で証明して下さっているわけですが、実際のところ、具体的にどんな演奏感なのかもっと知りたいと思っている方も多いかもしれません。日向野さんが送って下さったことばは、参考になることがきっと多いと思います。ルネサンスギターが屋久島に届いてから昨日までの五日間に送って下さった感想を、まとめて掲載させていただきます。

心のおもむくままに弾いてみました。同じフレーズをウクレレで弾いてもHigh-G,Low-Gともあのような豊かな感じにはなりません。本当に素晴らしいです!

あと,はじめての方がご心配されるかもしれない木ペグやテグスのフレット,2~4弦の複弦というウクレレとの違いはほとんど気になりません。

やはり,右手が一番違う感じで,よくウクレレでやるような親指のダウンストロークではよい響きは得られず,手を寝かせた親指と人差し指中心の弾き方が合いますね。

今後,いろいろ試してみたいと思います。

 

4弦のHi-LowGオクターブとか,2から3弦の複弦の響きなどウクレレでは絶対出せない軽さと奥深さが混ざった心地よいサウンドだと思います。

 

Low-Gのテナーウクレレで同じように弾いてみたのですがだいぶ印象が異なります。
前に書いた複弦の響きだけでなく,サドルがない分,表板と弦の距離が近いので裏拍で爪で表板をたたく音を,楽に入れることができます。
ウクレレだとボディ上の指板か,サウンドホール後ろの表板をたたくのでだいぶ弾き心地や音が変わります。
まだまだいろいろな可能性を秘めていそうな楽器ですね。

 

1弦がメロディー用に単弦,2から3弦がユニゾンの複弦,4弦がオクターブの複弦というユニークな構造が,普通のウクレレや6弦や8弦の複弦ウクレレよりも応用範囲の広い柔軟性をもっているように感じます。

 

アンサンブルの中での単音のソロ楽器としても他にない独特のサウンドでいい感じなのは新たな発見でした。

ガット弦(ナイロン弦も含めて)のユニゾンの複弦というのがマンドリンや8弦ウクレレとも違う他にない独自のサウンドを生み出していると思います。

ジャズ系のギタリストで新しい楽器をさがしているような人にもアピールするかもしれませんね。

 

ウクレレのHi-Gの独特のサウンドは魅力的ですが,音域が狭いという欠点があります。一方,Low-Gになると音域が広くなるのですが,サウンドが音の高いギターみたいな感じで面白味が薄れてしまう欠点があります。

ルネサンスギターだと両方の欠点を解消するとともに,複弦でサウンドに広がりを加えてくれるというサービスまでついてくるのです。

まあ,分析するとそういうことになるのかもしれませんが,とにかく私をとてもインスパイアしてくれる楽器なことはたしかです。素晴らしい楽器にめぐりあえて,本当にしあわせです。

 

ルネサンスギターはちゃんと曲も弾けるし,即興的お遊びにも抜群に相性がいいのです。こんな楽器には初めてめぐりあいました。

複弦が音にきらびやかさをつける半面,ロゼッタがそれに陰影を加えて、うまくバランスがとれているような気がします。ロゼッタにも音の秘密があるように思います。
ロゼッタではありませんが,アーチトップギターのfホールとか,ジプシージャズ(「ジプシー」がいけないらしく最近はジャズマヌーシュ)で用いられるオーバルホールのギターなど,サウンドホールが小さいギターは,音の過剰な倍音を抑えてスチール弦でもやわらかい音がします。

 

日向野さんは、若い時から、ロック,ジャズ,民族音楽,古楽,クラシック,現代音楽等幅広い音楽分野に関心を持ち、ギター、エレキ、ウクレレなどを弾き続けながら、インドのシタール,アラブのウード、イスタンブール方面のLavta,イラン方面のセタールといった民族楽器も入手して楽しむなどしてこられたそうで、とても幅広い音楽経験をお持ちです。そういう広い経験と視野を背景にして、ルネサンスギターを評価して下さる言葉にはおのずと備わる説得力があると思います。ルネサンスギターに関心をお持ちの方には多くの示唆に富むと思いますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

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