さきほど一十舎製のルネサンスギターを使用した演奏をYouTubeで発見。おー、あの時作ったなつかしいルネサンスギターがこんなにきれいに鳴っているとうれしくなったのでご紹介します。演奏者は福岡市内でギター・リュート音楽教室キタラを運営されている太田耕平さんです。ギヨーム・ド・モレイユの16世紀の曲です。(*^-^*)
使用していただいているルネサンスギターは、トップをシトカスプルースで、バックをマホガニーで製作したものでした。製作時からよく鳴っていましたが、太田耕平さんの手元に渡ってから、一層音に磨きがかかったようです。プロの手に渡るとギターもどんどん育ちますね。
太田さんの教室のホームページはこちらです。福岡市東区のギター,リュート,音楽教室KITARA | ギターリュート音楽教室KITARA (kitara-music.com)
太田さんの経歴はこちらです。
2001年
イタリアへ渡りヴィチェンツァ国立音楽大学にてクラシック・ギターをS.グロンドーナ氏に師事。2007年09月
同大学ギター科を最高点首席にて卒業。その間、シエナ市アカデミア・キジアーナ音楽祭に参加、巨匠オスカー・ギリアのマスタークラスを受講、優秀生ディプロマを取得。2007年11月
ドイツはフランクフルトに移住、西洋音楽の原点である古楽の追求を図るべく、フランクフルト国立音楽大学古楽専門学部にてリュートを今村泰典氏に、中世・ルネサンス音楽をミロ・マクバー氏に師事。在学時より、リュート奏者としてソロ、アンサンブル、オーケストラとの共演などの活動を始める。2014年7月
同大学リュート科を卒業。近年、台湾・中国などアジア圏を中心に活動の幅を広げる。2016年10月
15年のヨーロッパ生活にピリオドをうち、完全帰国。福岡を拠点にギター・リュート奏者として演奏活動やレッスン活動、音楽講座の主催、演奏会の企画など多岐にわたる活動を展開している。
太田さんは、個人として演奏指導するばかりでなく、九州で活躍するプロの古楽演奏家の演奏会や情報発信サイトぼんぐうの代表としても活躍されているようです。
というわけで、こういう立派な演奏家の方に一十舎のルネサンスギターを愛用していただけるのはまことに光栄なことです。