あれこれいろいろ

現代の掛唄としてラップの展開を考える

前回ラップバトルを動画でいくつか見てみたら、言葉のディスり合いが繰り返されていました。

しかし他にも様々な可能性はあるようです。例えば次の寛容ラップなどと言われているものが話題になっていて、これはラップバトルのパロデイなのですが、ディスり合いでないラップの方向性もあり得ることを教えてくれます。おふざけやパロディから始まったことがいつしか本流に育つということも珍しくないことなので、ラップにも様々な展開がありそうです。

この寛容ラップに出ている男性は呂布カルマというラッパーの方なのですが、このACジャパンの広告のラップは自分の表現ではないと別の機会に語っていたので、普段はどんなラップをしているのか気になって見てみますと、たとえばこんなラップがありました。

これを聞いていると、表面的な言葉のディスり合いを超えて、次元の違う展開をする可能性も感じられます。ラップには本質的な感情や詩や哲学を発信する歴史的ツールに育つポテンシャルもありそうです。

それからこんなのもありました。普通の人たちが共感できる主張をこめたラップです。↓

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