あれこれいろいろ

パープルハート材とは

昨日書いたパロサントウクレレのバック材に使用することにしたパープルハートのことを少し紹介しますと、パープルハートはマメ科の木で、メキシコからブラジルあたりの中南米熱帯地域に分布している木です。下の写真がパープルハートの木です。比較的豊富な木で、材木として入手するのは案外容易です。

板は切り出した直後は薄紫色なのですが、空気に触れているうちに色が濃くなり、濃紫色に変化します。

とても硬い木ですが、加工性はよいので、家具、楽器、お箸、ペン、数珠等小物細工など、様々なものに利用されています。ギターのネック、指板、バックなどに使ったり、三線の竿に使っている人もいるようです。ギター材として使用する場合の一般的な音響特性としては、良好なアタックと豊かなサスティーンが得られると言われています。

ところで、紫御殿(ムラサキゴテン)という花があり、これも別名パープルハートと言われます。この花です。

園芸品種として見たことがありますね。花言葉は永遠の愛、優しい愛情だそうです。材木のパープルハートとは別品種ですが、名前繋がり&色繋がりで、この花言葉を木言葉にも借用したい気がします。(*^_^*)

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