写真は、パープルハートの板です。別名、バイオレットウッド。
マメ科の広葉樹で、メキシコからブラジル南部の熱帯に分布している木です。
特徴は、見ての通り。紫色! パープル! バイオレット!
この写真は特にあざやかに色がでましたね。写真をよく見ると、丸いドーナツ状の形がうっすらとあるのに気が付くでしょうか。これは、板の上に、ガムテープを置いて二日ほど経ったらこうなりました。この紫色は、酸素との反応で色が出るようなんですね。そのため、上に物を置くと、酸素との反応が遮断されて、色の度合いがちがってくるわけです。
パープルハートの上に、「スキ」の形に紙を切り抜いて貼っておくと、スキの形に色が出るかもしれませんね。その板を好きな人にプレゼントして告白するのもいいかも?ですね。よく見ないと気付かない可能性がありますから、その場合には、唐突に紫の板をくれた不思議な人という、どう扱っていいかわからない位置づけの人になっちゃいます。
このパープルハートは、とても硬いです。加工が難しいです。全然削れない。かんなの刃が立たないです。
しかも、色が派手すぎて、どう使っていいのかよくわからないんです。ですので、今は板のままで置いてあります。そのうちイメージがわいてきたら使うでしょう。イメージ待ちです。全部パープルハートで作るという手もありますが、こんなに硬い木を表板にしたら、振動しなくて、あまり音が出ない可能性が高いです。
この紫色は、時間とともに変化するようです。切ったときは褐色なのが、紫になり、紫褐色になり、古くなると褐色になってくるそうです。
扱いが難しいですが、そのうち使ってみたいと思っています。(#^^#)