ツクレレ “作れれ”

センダンの木のウクレレが、ようやく箱になりました。

栴檀と書いてセンダンです。読めない人も多いでしょう。書けない人はもっと多いでしょう。私はもちろん書けません。( `ー´)ノ

栴の字はもともと何の意味があるのだろうと思って調べてみたら、「センダン科の落葉高木栴檀に使われる漢字」という解説が書いてありました。要するに、栴檀の木の名前以外には使われない漢字で、元の意味は不明と言ってもよさそうです。かなり貴重な絶滅危惧種的漢字と言ってよいでしょう。

上の写真はその貴重な栴檀の木をトップ、サイド、バックに使用して作製中のウクレレです。ようやく昨日、立体の箱になりました。(^O^)/

栴檀は音響特性としてはマホガニーに似ていて楽器素材として期待できるという研究があるということは前に少し書きました。

切ったり削ったりという作業実感はマホガニーと全くちがいます。やわらかく加工が容易で弾力があります。かなり比重が軽めの木でマホガニーよりはもろいですが、針葉樹のスプルースよりは粘りがありそうです。全体としては軽めの明るい音になりそうな予感ですが、実際できあがってみないとわかりません。

木目がマホガニーよりおもしろいですね。環孔材特有のはっきりした木目がブックマッチにしたときに独特のリズムある模様を作ってくれます。

上の写真では、トップの表面に小さな穴がふたつあるのが見えると思いますが、これはネックとトップを貼り合わせるときに、小釘をふたつ刺して仮固定してから張り合わせるためにできる孔です。スペイン式ジョイントの製作方法特有の孔です。最終的には指板で隠れて見えなくなります。

どんな音になるか楽しみですが、完成まではここからまだかなりの工程があります。

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