最新作ふたつめをご紹介します。
トップがパロサント、バックがパープルハート、サイドとネックがマホガニー、指板がカエデ、ヘッドツキイタがウエンジ、ブリッジがローズウッドという、各部の色がみんなちがう、色の玉手箱的な一本です。
書いてて、「みんなちがってみんないい」(みつお) という言葉を思い出しました。(^^)/
各部みんなちがうと言いながら、ネックとサイドはどちらもマホガニーで同じですね。でも、同じと見せて、ネックはアフリカンマホガニーで、サイドはホンジュラスマホガニーと、実は微妙にちがうのでした( `ー´)ノ。
ウクレレの写真はこちらです。
このバックのパープルハートの色がワインのようです。パープルハートは空気に触れて紫色が濃くなる木です。
このウクレレの音は穏やかな優しいパロサントらしい音です。サスティーンが長く、弾いているとしっとりと落ち着く感じの音色です。
パロサントは、聖なる木と言われ、香木で、光で緑色になる木です。
12フレットジョイントのソプラノサイズです。塗装はシェラックです。一般的なウクレレと比べてボディの厚みが3/4ほどのウスレレで、とても弾きやすく、持ちやすく、音のバランスがいいのです。
こういうウクレレは世界に一十舎にしかないでしょう。外見的にも、音的にも、他に類似品は見つからないかもしれません。
近々ヤフオクに出す予定です。出品の前にサンプル音を録音します。これが私にはハードルが高いのです。弾く方はこれ以上は上達しません。ウクレレに関する才能100%のうち90%くらいが作る方に回った分、弾く方の才能が乏しくなったんじゃないかと思うんです。( ゚Д゚)/