作レレ

栴檀(せんだん)はマホガニーに近いという話

この写真の板は栴檀です。センダン科センダン属の落葉高木で国内の暖かい地方に自生しています。

従来から琵琶の胴の部分や木魚に使用されていたということで、これは音響特性が悪くないということを示しているのでしょう。

そして実際、栴檀のギター用材としての可能性に関する研究があって、栴檀はマホガニーに特性が似ているのだそうです。

その研究では、白樺の木はハードメープルに似ているという結果も出ていて、マホガニーもハードメープルもギターのトーンウッドとして使用される典型的な木ですが、それに近い素質を持つ国内素材として、栴檀や白樺が期待できるという話でした。どちらの木も、200度前後の熱処理をすることにで高音域の特性をさらに向上させてマホガニーやハードメープルに一層近づけることができるのだそうです。

へえ~、という話ですね。( ..)φメモメモ

ちなみに、ことわざに、「栴檀は双葉より芳し」というのがありますが、ここにいう栴檀とは香木として有名な白檀のことであって、センダン科センダン属の栴檀とは全然別物のことだそうです。( ..)φメモメモ

 

 

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