一十舎のウクレレの特徴

神代けやきのソプラノウスレレ 新作です。(*’▽’)

新作のウスレレです。これです。(#^^#)

神代けやき(ジンダイけやき)のウスレレです。
これも前回と同じく、2600年前の鳥海山の噴火で土中に埋もれて、現代まで腐ることなく保存されたけやきです。

今回は、ホール回りの装飾に、現代のけやきの木を入れて見ました。色の対比がはっきりとわかりますね。けやきはこういう明るい色の木なのですが、それが土の中で1000年を超えること褐色に変化するのです。

荒々しい木目と褐色の光沢が素敵ですね。褐色の貴公子! と呼びたくなる感じ(#^^#)。独特の気品があります。

音は、ほっこり系だと思います。柔らかく明るさのある音です。ウクレレを乾燥系と潤い系に分けるならば、この神代けやきは潤い系です。弾いていて気持ちのいいと思います(*´з`)。

ボディの厚みは、通常のソプラノウクレレの2/3ほど。弾きやすい厚みです。

最近これをウスレレと呼ぶことに少し引っかかりがあるんです。古楽器のウクレレには、この厚みが普通にあったようなので、本来のウクレレはこの厚みだった可能性があるからです。19世紀にポルトガルからブラギーニャという四弦楽器がハワイに渡来してウクレレの原型となったときは、この厚みだったようなのです。実際、この厚みは音のバランスがとてもいいです。だから、これがウスレレなのではなく、現代のウクレレがアツレレなのかもしれません。

そうそう、今回はヘッドマークを入れませんでした。古楽器のウクレレやブラギーニャを見ると、ヘッドマークを入れているものは見当たらないんです。楽器そのものがすべてで、それ以上に自己主張する気が昔の人はあまりなかったのかもしれません。今回は古楽器をまねてヘッドマークなしにしてみました。(*´з`)

神代けやきの珍しいウスレレをどうぞ。(@^^)/~~~

RELATED POST