最近作で、新たな試みをしてみました。写真がそれです。(#^^#)
ブリッジに入れるサドルの厚みは3ミリなので、ブリッジに彫る溝幅も本来3ミリなのですが、これを4.5ミリ幅にして彫りました。すると、差引き1.5ミリの余裕ができますので、1.5ミリ厚のローズウッドの細板を作って挟み込むことで、その余裕を埋めることにしました。
こうすると、ローズウッドの細板をサドルの前に挟むかサドルの後ろに挟むかで、サドルの位置を大きく前後させることができるわけです。
ウクレレのオクターブチューニングは、サドルを削ることでしか微調整ができないのですが、この微調整の範囲がかなり広くなるわけです。
結果としてはこの試みは成功しました。(@^^)/~~~
ただ、これをいつもやる一般性があるかというと、微妙なところです。手間がかかるし、この試みが有効に機能するためのブリッジの位置決めもにも悩むところです。まあ、こんな方法もあり得るというくらいの感触です。
( *´艸`)