古楽の世界でよく耳にする楽器名のこの4つですが、実は基本みんな同じもので、国によって異なる呼び名になっているそうです。
イギリス→ハープシコード
イタリア→チェンバロ
フランス→クラブサン
ドイツ→クラヴィーア
という対応関係らしいです。
形はピアノに似ていますが、弦をハンマーで叩くのではなく、弦を爪ではじいて音を出す仕組みなので、ギターと同じく撥弦楽器に属します。
一緒にルネサンスギター普及のためにコラボしている岩田さんは元々チェンバロの専門家ですし、九州の古楽演奏者の集まりである「ぼんぐう」には最近続けてチェンバロ奏者の方が入られて、私もチェンバロの音を耳にする機会が多くなりました。
チェンバロの音は光の粒がきらきらちらばるような不思議な魅力がありますね。
岩田さんの演奏をひとつ載せておきます。☟
それから小型のチェンバロをスピネットと呼びます。これも岩田さんの演奏をひとつご紹介します。とてもかわいらしい音です。☟